今更ながらに映画「リトルダンサー」をビデオで見た。
あの、少年がランニングでロックンバレエを踊るやつだ。
油断した。うっかり軽い気分でみてボロ泣きしてしまった。
イギリス映画って言うと、炭鉱でしかない。炭鉱。炭鉱デモ。
だから今回も、「炭鉱の事しか知らない父さんには、
僕の気持ちなんてわからない」ストーリー(*セインカミュ)でしょ。
なんて高をくくっていた。
確かに、高のくくり間違いではないのだけど、
何であんなに泣いちゃったんだろうか。踊ってるだけなのに。
予想外の自分の泣きっぷりにびっくりした。
今のところ私の中で「リトルダンサー」は、
イギリス炭鉱系映画のなかで「フルモンティ」あたりをすっ飛ばして
ぶっちぎりのナンバーワンだ。